「生成AIパスポートに興味はあるけど、どんな試験なの?」
生成AIパスポートが近年注目されているのにはどのような背景があるのでしょうか。
今回は生成AIパスポートの概要説明とその取得に向けた実践的な内容を紹介します。
この記事を読めば、生成AIパスポートの概要とその取得に向けた勉強方法を知ることができます。
先に結論をいうと、生成AIパスポートとは、生成AIを安心・安全に活用する基礎力があることを証明する資格です。また、その取得にあたっては、公式のテキストや試験対策講座を利用することがおすすめです。
生成AIパスポートの試験会場

はじめに、生成AIパスポートの試験会場に関して解説します。
生成AIパスポートはオンライン(IBT方式)での開催になります。そのため、自宅での受験も可能です。
ただし、受験環境に関しては以下の条件を満たす必要があります。
- 自分以外の人が試験環境に入り込まない環境
- 衛生用品(ハンカチなど)、および一定の必要物(目薬など)以外を周辺に配置しない環境
- カフェや公園、レストランなどの公共スペース以外の環境
上記の条件を満たす環境を試験期間内に整えておくようにしましょう。
生成AIパスポートの推奨されるPC動作環境と準備リスト

本項では、推奨されるPC動作環境と事前準備すべき事項に関して紹介します。まずは試験をストレスなく受けられる動作環境を整えることが大切です。その上で、本試験の禁止事項に当たらないように事前準備を行いましょう。
推奨されるPC動作環境(スマートフォンやタブレットはOK?)
生成AIパスポートではPC環境に関して、推奨動作環境が設けられています。
以下の動作環境を満たしていれば、パソコンだけでなくスマートフォンやタブレットからも受験可能です。
| オペレーティングシステム | Windows : Windows 10 / 11Mac:macOS 11(Big Sur)以上 |
| ブラウザ | Windows : Chrome/Safari/Edge/FirefoxMac : Chrome/Safari/Edge/Firefox |
| 通信速度 | 5Mbps以上 |
| PCの基本スペック | CPU: Intel Core i5 以上 / Apple M1 以上メモリ: 8GB以上 |
これらは一般向けの標準的なノートPCであれば、大抵の場合満たすことができる条件です。適切な動作環境を整備することでトラブルを回避し、ストレスなく受験できるようにしましょう。
デュアルディスプレイ(複数モニター)の使用はOK?
デュアルディスプレイ、複数モニターの使用はNGです。
このことは、公式サイト内の禁止事項に明記されています。したがって、試験当日はモニターのケーブルは抜いて、画面一枚のみで受験するようにしましょう。
生成AIパスポートでは、PCカメラによる監視や画面録画によるチェックも行われています。そのため、デュアルディスプレイのまま受験すると、カメラ映像やログから「複数モニター使用」と判断され、得点に関係なく失格対象となる可能性があります。
試験中のインターホン対応はOK?
試験中のインターホン対応に関してもNGです。
試験中のインターホン対応は途中退席という扱いになり、公式サイト内の禁止事項に該当します。そのため、カメラ映像やログから途中退席が確認されると得点に関係なく失格となります。
途中退席を禁止する目的は不正行為の防止です。たとえば、途中退席中に外部の資料を閲覧することや第三者からの助言を受けることを防止する意図があります。
試験当日は大切な来客の予定などは入れないようにしましょう。
生成AIパスポートの受験手順
最後に、生成AIパスポートの受験手順に関して紹介します。前述の通り、本試験はオンラインでの実施となるため、受験申込及び当日の受験は専用のサイト内から行います。
以下で詳しく確認していきましょう。
受験申込の方法
生成AIパスポートの受験申込は公式サイト内の受験申込フォームから行います。
個人情報の入力と受講料のお支払いが済めば、申込完了です。なお、お支払いの方法はPayPal(ペイパル)・クレジットカード・デビットカードのいずれかから選択することができます。
また、公式サイト内でアカウントを作成していれば、マイページの「受験申込み」からも手続き可能です。個人会員であれば無料で会員登録できますので、アカウントを作成しておきましょう。
試験当日の流れ
試験当日は以下の流れで受験します。
- 受験環境の確認
- マイページ(https://member.guga.or.jp/)にログイン
- 「試験ページへ」を押して試験ページにログイン
- 「試験開始ボタン」を押して試験を始める。途中退出は不可。
- 「試験終了ボタン」を押して試験を終える。
また、試験当日には禁止行為があります。その詳細は試験当日までに公式サイトで確認しておきましょう。特に、試験内容のメモやトイレ等による試験中の途中退席もNGとなっておりますので注意しましょう。
試験結果は受験期間終了後、1カ月以内に会員ページにて通知されます。
生成AIパスポートとは

次に生成AIパスポートの基本事項から確認します。生成AIパスポートは一般社団法人生成AI活用普及協会(GUGA)が開催する試験で、入門レベルの試験に位置付けられます。また、受験者数の急増を背景に試験日程が2026年より拡大します。
早速、詳細を確認していきましょう。
生成AIパスポートの試験概要
生成AIパスポートとは、生成AIを安心・安全に活用できる基礎力を証明する民間資格で、GUGAが主催しています。
生成AIパスポートはAI初心者や非エンジニアでも取り組みやすい入門レベルの試験と位置づけられています。そのため、難易度は他の資格と比べて易しめです。
生成AIパスポートは生成AIの利活用を促進しつつ、情報漏洩や著作権侵害などのリスクを予防することを主な目的とした試験です。
試験概要は以下の表の通りです。一般(社会人)と学生で料金が違う点に注意しましょう。
| 名称 | 生成AIパスポート試験 |
| 開催形式 | オンラインでの実施 |
| 試験時間 | 60分 |
| 問題数 | 60問 |
| 出題形式 | 四肢択一式 |
| 受験資格 | 制限なし |
| 受験費用 | 一般:11000円(税込)学生:5500円(税込) |
※参考:生成AIパスポート|生成AI活用普及協会(GUGA)
生成AIパスポートの試験日程の増設
生成AIパスポートは2026年から年5回に開催回数を拡大することが決まりました。
その背景には継続的な受験者数の増加があります。2025年6月試験においては、受験者数が過去最多の10759名となりました。
開催回数の拡大に伴い、本試験の申込期間と受験期間は以下の通りとなります。
| 申込期間 | 受験期間 | |
| 第1回 | 10月1日0:00~1月31日23:59 | 2月1日0:00~2月29日23:59 |
| 第2回 | 2月1日0:00~3月31日23:59 | 4月1日0:00~4月30日23:59 |
| 第3回 | 4月1日0:00~5月31日23:59 | 6月1日0:00~6月30日23:59 |
| 第4回 | 6月1日0:00~7月31日23:59 | 8月1日0:00~8月31日23:59 |
| 第5回 | 8月1日0:00~9月30日23:59 | 10月1日0:00~10月31日23:59 |
※参考:生成AIパスポート、2026年より試験の開催回数を拡大
生成AIパスポートの勉強方法

ここからは生成AIパスポートの取得に向けた実践的な内容を紹介します。本項では、生成AIパスポートの勉強方法について紹介します。おすすめの勉強方法は以下の二つです。
- 公式のテキストや問題集を利用する
- 試験対策講座を利用する
それぞれの詳細について以下で確認していきます。
公式のテキストや問題集を利用する
一つ目の勉強方法は公式のテキストや問題集を利用することです。
開催者であるGUGAが提供する教材であるため、権威性が高く、安心して使用することができます。
特に、「生成AIパスポート公式テキスト」と「GUGA公認 生成AIパスポート テキスト&問題集」を活用することがおすすめです。公式テキストで出題分野の知識のインプットを行い、問題集でそのアウトプットを行うことで知識の定着を図りましょう。
試験対策講座を利用する
二つ目の勉強方法は試験対策講座を利用することです。
GUGAは、所定の審査を通過した試験対策講座を認定機関として認定しています。それらの認定機関から提供される講座を受講することがおすすめです。
たとえば、認定機関の1つであるTAC株式会社は、Web動画とオリジナルテキストを用いた通信講座を提供しています。料金はテキストや問題集よりも高くかかりますが、模擬試験の実施等のサポート体制も充実しているので、合格を確実にしたい方は検討してみると良いでしょう。
参考:GUGA、資格試験・資格取得の情報サイト「資格の学校TAC」が企画・開発した講座を資格試験「生成AIパスポート」の試験対策講座として認定|生成AI活用普及協会(GUGA)
まとめ
生成AIパスポートは、生成AIの利用の促進とそのリスクの予防を目的とした入門レベルの資格です。受験者数の増加を背景に試験日程も増設されるほど人気のある資格です。
試験はオンライン形式で実施されるため、受験環境に関する条件を満たせば自宅でも受験することができます。また、推奨の動作環境を満たせば、パソコンだけでなくスマートフォンやタブレットからも受験可能です。
今後も生成AIの更なる機能の向上と普及が予想される中で、生成AIパスポートの資格としての需要も高まっていきます。本資格に興味を持っていただけた方はぜひ受験を検討してみてください。まずは、公式サイトで会員登録するところから始めてみましょう。


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