AIに関わる検定試験「G検定」は、近年注目を集めている試験のひとつです。G検定を受験する上で、「G検定では、そもそもカンニングして良いの?」「G検定でに合格するには、どのようなカンペを作れば良いの?」など、疑問を持つ人も多くいるでしょう。
そこで本記事では、G検定でのカンニングはどこまで許されているかや、合格率を上げるカンペの作り方を解説します。また、試験当日におすすめの検索環境や、G検定に関するよくある質問も紹介しますので、ぜひ最後までご覧ください。
G検定でのカンニングはどこまで許されている?

2017年から開始された、AIに関わる検定試験「G検定」。まずは、G検定でのカンニングは、どこまで許されているのかについて解説します。
「テキスト・Web閲覧可」と「不正行為」の境界線
G検定を開催している一般社団法人日本ディープラーニング協会(JDLA)は、受験規約に以下の内容を明記しています。
| なりすまし、カンニング、試験中に援助を受けたりするなど不正行為があったと判断される場合、もしくはそのような行為が疑われる場合は結果を取り消される可能性があります |
上記のように、JDLA協会ではG検定でのカンニングを禁止していることが分かります。
しかし、G検定の試験方式は自宅からのオンライン受験です。試験監督やカメラなどによる監視がないため、カンペの利用を禁止するのは不可能と言えます。そのため、カンペを利用して受験する人は多くいるのが現状です。
ChatGPTや生成AIの使用はカンニングになる?
G検定の試験中にChatGPTや生成AIを使用して回答を探す行為は、JDLA協会の受験規約で禁止されている不正行為に該当します。また、G検定の試験時間は短いため、ChatGPTや生成AIで回答を探すのは効率が悪いでしょう。
ChatGPTや生成AIを使用したい場合は、以下のような使い方がおすすめです。
| 学習のサポート:分からない専門用語について質問し、解説してもらう。要点の整理:テキストの内容を要約してもらい、理解を深める。模擬問題の生成:試験範囲に基づいた模擬問題を作成してもらう。 |
合格率を上げる「最強カンペ」の作り方

G検定に合格するためには、カンペを用意しておくことがおすすめです。G検定は試験の出題範囲が広く、試験時間が短いためです。G検定の合格率を上げる「最強カンペ」を作る場合は、以下の内容を参考にしてください。
- 検索ヒット率を上げる単語リスト化
- Excelやスプレッドシート、Notionを活用する
それぞれ、詳しく解説します。
検索ヒット率を上げる単語リスト化
「最強カンペ」を作るには、「検索のしやすさ」が非常に重要です。時間がない中で、自分の求める答えを素早く探せるカンペを作りましょう。たとえば、人工知能に関する開発者の名前や年代など、単純に知っているかどうかを問われる問題の対策が有効です。
具体的には、以下のように作るのがおすすめです。
例:人工知能ブーム
| 第一次 | 第二次 |
| 1950年代後半〜1960年代 | 1980年代 |
| 推論、探索 | 知識 |
| ・簡単な問題しか解けなかった | ・大量のデータベースを詰め込んだエキスパートシステム・第5世代コンピューター |
上記のように、単語やキーワードを多く載せたカンペを作りましょう。
Excelやスプレッドシート、Notion、Kindle(電子書籍)を活用する
G検定で使用するカンペは、Excelやスプレッドシート、Notion、kindle(電子書籍)を活用して作成することがおすすめです。ツールごとに特徴が異なり、以下の表の通りです。
| 項目 | Excelやスプレッドシート | Notion | Kindle(電子書籍) |
| メリット | ・比較的簡単に作成できる・並び替えや検索(「Ctrl+F」のショートカット)が素早くできる | ・クラウドで同期できる・テンプレートが豊富 | ・カンペを作る手間が省ける・電子書籍内でキーワード検索機能を使用できる |
| デメリット | ・操作に慣れていない場合は、カンペ作成に時間がかかる | ・機能が多すぎて、慣れるまでは操作が難しい | ・自分に合わない可能性がある |
簡単に作成し、試験当日の効率を求める場合は、Excelやスプレッドシートの使用がおすすめです。並び替えや検索ができるため、試験当日に求める解答を探しやすいと言えます。一方、Notionは機能やテンプレートが豊富であることが特徴です。使い慣れていない人にとっては、カンペの作成は難しいでしょう。
また、Kindle(電子書籍)はカンペを作る手間が省け、そのままカンペとして利用できます。しかし、Kindle(電子書籍)の内容によっては、自分に合わない可能性があるため、事前に十分な確認が必要です。
試験当日におすすめの検索環境

G検定の試験当日におすすめの検索環境は、以下の通りです。
- デュアルモニターを活用する
- 「Ctrl+F」(ページ内検索)を極める
それぞれ、詳しく解説します。
デュアルモニターを活用する
G検定の試験当日は、デュアルモニターの活用がおすすめです。デュアルモニターとは、1台のパソコンに2台のモニターを接続し、同時に2つの画面を表示する環境です。当日は、片方のモニターで試験を表示し、もう片方のモニターで検索すると良いでしょう。
デュアルモニターではなく、やむを得ず1画面で受験する際は、画面を左右に分割し、左に試験画面、右にカンペを表示しておくとスムーズに解答できます。
「Ctrl+F」(ページ内検索)を極める
Excelやスプレッドシート、Notionなどを使ったカンペでは、ショートカットキーの使用が必須です。「Ctrl」キーと「F」キーを同時に押すと、「検索」する画面が表示されます。普段ほとんど使用しないという人は、G検定を受験する前にスムーズにできるように練習しておくことが重要です。
G検定に関するよくある質問

G検定に関するよくある質問は、以下の通りです。
- G検定に合格するのは難しい?
- 検索しても答えが見つからない場合は?
- G検定合格に必要な勉強期間は?
それぞれ、詳しく解説します。
G検定に合格するのは難しい?
G検定の合格率は、65〜70%程度です。エンジニア職や研究職以外の人や学生も合格していることから、きちんと勉強すれば合格できると考えられています。少しでも合格する可能性を高めるためには、事前の勉強だけではなくカンペを作成することが有効です。
検索しても答えが見つからない場合は?
G検定での試験中に、事前に作成したカンニングペーパーで答えを見つけられない可能性があります。G検定は120分の試験時間に対し、200問程度の問題が出題されます。すべての問題に解答する場合は、1問につき約30秒で解かなければいけません。どうしても答えが見つからない場合は、諦める勇気も必要です。
G検定合格に必要な勉強期間は?
G検定合格に必要な勉強時間の目安は、30〜50時間程度です。1日1〜2時間の学習であれば、1〜2ヶ月の期間が目安です。AIやIT業界で働いた経験のない人は、より多くの勉強時間が必要でしょう。カンペ作成だけではなく、公式テキストや問題集などを用いた勉強をするのが大切です。
まとめ
G検定でのカンニングは、公式には認められていません。しかし、G検定の試験方式は自宅からのオンライン受験です。試験監督やカメラなどによる監視がないため、試験問題のハッキングなどの不正行為でない限りは、黙認せざるを得ないのが現状と言えます。
G試験で合格率を上げる最強カンペを作る場合は、検索ヒット率を上げる単語リスト化や、Excelやスプレッドシートの利用などがおすすめです。試験当日は、より効率良くカンペ内で検索できるように、デュアルモニターを活用したり、「Ctrl+F」の練習をしたりしましょう。


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