AI・機械学習の需要が急増する中、AWS Certified AI Practitionerは2024年に新設されたばかりの注目資格です。『どんな試験なの?』『未経験でも合格できる?』『どうやって勉強すればいい?』そんな疑問にお答えします。この記事では、試験概要から出題範囲、効果的な勉強法、おすすめ教材まで、合格に必要な情報を徹底解説します。
AWS Certified AI Practitionerとは?資格の概要と試験情報

AWS Certified AI Practitionerは、AI・機械学習・生成AIに関する基礎知識を証明するAWS認定資格です。
この資格は、AWSのAI/MLサービスの基本的な理解と、AIプロジェクトにおける実践的な知識を持つことを証明します。
技術者だけでなく、ビジネスサイドでAIプロジェクトに関わる方にも適した資格として位置づけられています。

2024年10月に正式リリースされ、AI分野でのキャリアを目指す方にとって重要な入門資格となっています。
AWS認定資格体系における位置づけ
AWS Certified AI Practitionerは、AWS認定資格体系の中でFoundational(基礎)レベルに分類されています。
AWS認定資格は以下の4つのレベルで構成されています:
- Foundational(基礎):Cloud Practitioner、AI Practitioner
- Associate(アソシエイト):Solutions Architect、Developer、SysOps Administrator
- Professional(プロフェッショナル):Solutions Architect、DevOps Engineer
- Specialty(専門知識):Machine Learning、Data Analytics、Securityなど
AI Practitionerは基礎レベルですが、AI/ML分野に特化した専門的な内容を扱います。
Cloud Practitionerが『AWSクラウド全般の基礎』であるのに対し、AI Practitionerは『AI/ML分野の基礎』に焦点を当てています。
参考:AWS Certified AI Practitioner公式ページ
試験の基本情報【問題数・試験時間・合格ライン・受験料】
AWS Certified AI Practitioner試験の基本情報は以下の通りです:
| 項目 | 詳細 |
|---|---|
| 試験コード | AIF-C01 |
| 問題数 | 85問 |
| 試験時間 | 120分(2時間) |
| 出題形式 | 選択式(単一選択・複数選択) |
| 合格ライン | 700点/1000点満点(70%) |
| 受験料 | 150米ドル(日本円で約22,000円) |
| 試験言語 | 英語・日本語・韓国語・簡体中国語 |
| 有効期限 | 3年間 |
試験はPearson VUEを通じて、テストセンターまたはオンラインで受験できます。
85問を120分で解くため、1問あたり約1分25秒の配分となり、時間管理が重要です。
採点方式はスケーリングスコアで、100点〜1000点のスケールで評価され、700点以上で合格となります。
参考:AWS Certified AI Practitioner試験ガイド
出題ドメインと配点比率
AWS Certified AI Practitioner試験は、4つの主要ドメインから出題されます。
各ドメインの配点比率は以下の通りです:
| ドメイン | 配点比率 | 主な内容 |
|---|---|---|
| ドメイン1:AIとMLの基礎 | 20% | AI/MLの基本概念、用語、ユースケース |
| ドメイン2:生成AIの基礎 | 24% | 生成AIの概念、大規模言語モデル、プロンプトエンジニアリング |
| ドメイン3:AWSのAI/MLサービスとツール | 28% | Amazon SageMaker、Amazon Bedrock、AIサービス群 |
| ドメイン4:責任あるAIの実践 | 28% | AIガバナンス、セキュリティ、コンプライアンス、バイアス対策 |
ドメイン3とドメイン4が最も配点が高く、合わせて56%を占めています。
特にAWSの具体的なサービス(Amazon Bedrock、SageMaker、Rekognition、Comprehendなど)の理解が重要です。
また、責任あるAI(Responsible AI)の概念も大きなウェイトを占めており、倫理的側面やガバナンスに関する知識も求められます。
Cloud PractitionerやML Specialtyとの違い
AWS Certified AI Practitionerは、他の関連資格とどう違うのでしょうか?
Cloud Practitioner(CLF-C02)との違い
- 対象範囲:Cloud PractitionerはAWSクラウド全般、AI PractitionerはAI/ML分野に特化
- 技術深度:Cloud Practitionerはより広く浅く、AI Practitionerは特定分野を深く
- 前提知識:Cloud Practitionerは前提知識不要、AI Practitionerは基本的なAI/ML知識が望ましい
- 取得順序:Cloud Practitioner→AI Practitionerの順が推奨されるが、必須ではない
Machine Learning Specialty(MLS-C01)との違い
- レベル:AI PractitionerはFoundational(基礎)、ML SpecialtyはSpecialty(専門)レベル
- 技術的深さ:ML Specialtyはモデル開発・チューニング・デプロイなど実装レベル、AI Practitionerは概念理解とサービス選択レベル
- 対象者:AI Practitionerはビジネス側も対象、ML Specialtyは主にエンジニア・データサイエンティスト向け
- 難易度:ML Specialtyの方が大幅に難易度が高い(合格率約30%前後)
- 学習時間:AI Practitionerは30〜80時間、ML Specialtyは100〜200時間が目安
AI Practitionerは『AI/MLプロジェクトに関わる全ての人』を対象としており、技術者だけでなくプロジェクトマネージャーやビジネスアナリストにも適しています。
AWS Certified AI Practitionerの難易度と合格に必要な学習時間

AWS Certified AI Practitionerの難易度は、基礎レベルの中では『やや高め』と評価されています。
Cloud Practitionerよりは難しいものの、AssociateレベルやML Specialtyと比べると取り組みやすい資格です。
ただし、AI/ML分野の基礎知識がない場合は、概念理解に時間がかかる可能性があります。
難易度の目安と求められる前提知識
AWS Certified AI Practitionerの難易度は、5段階評価で『3(中程度)』に相当します。
求められる前提知識は以下の通りです:
- 必須:基本的なクラウドコンピューティングの概念理解
- 推奨:6ヶ月以上のAWSクラウド経験
- 推奨:AI/ML/生成AIの基本的な概念理解
- 推奨:データ分析やソフトウェア開発の基礎知識
完全未経験でも合格は可能ですが、以下の分野で苦戦する可能性があります:
- 機械学習の基本アルゴリズム(教師あり学習・教師なし学習・強化学習)
- 生成AIの仕組み(トランスフォーマー、LLM、プロンプトエンジニアリング)
- 責任あるAIの概念(バイアス、公平性、説明可能性)
- AWSサービスの使い分け(SageMaker、Bedrock、Rekognition、Comprehendなど)

特に『責任あるAI』のドメインは、技術的知識だけでなく倫理的・社会的側面の理解も必要とされます。
経験別の学習時間目安
AWS Certified AI Practitioner合格に必要な学習時間は、経験レベルによって大きく異なります。
| 経験レベル | 学習時間目安 | 特徴 |
|---|---|---|
| AWS+AI/ML経験あり | 30〜50時間 | 既にSageMakerやBedrockを業務で使用している方 |
| AWS経験あり・AI/ML初心者 | 50〜80時間 | Cloud Practitioner保有者など |
| AI/ML経験あり・AWS初心者 | 60〜90時間 | 他クラウドやオンプレでML経験がある方 |
| 完全未経験 | 100〜150時間 | クラウドもAI/MLも初めての方 |
学習期間の目安は以下の通りです:
- 最短コース:1日2時間×3週間(計42時間)
- 標準コース:1日1〜2時間×6〜8週間(計50〜80時間)
- じっくりコース:1日1時間×3ヶ月(計90時間)
合格者の体験談では、『AWS Skill Builderで基礎を固め、Udemyの模擬試験で実力確認』というパターンが最も多く報告されています。
参考:AWS AI Practitioner Certification – Nyla Technology Solutions
合格率と合格者の傾向
AWS認定は合格率を非公開としていますが、SNSの合格報告や難易度を鑑みると、実質的な合格率は50〜60%前後と推測されます。
相対評価ではなく1,000点満点中700点以上の絶対評価であるため、まずは模擬試験でコンスタントに8割以上を目指すのが合格への近道です。
これはCloud Practitioner(推定65〜70%)よりやや低く、Associateレベル(推定45〜55%)と同程度です。
合格者の傾向として、以下のような特徴が見られます:
- 職種:クラウドエンジニア(35%)、データサイエンティスト(25%)、プロジェクトマネージャー(20%)、その他(20%)
- 前提資格:Cloud Practitioner保有者が約60%、ML Specialty保有者が約15%
- 実務経験:AWSの実務経験1年以上が約70%、AI/ML関連業務経験者が約55%
- 学習方法:AWS Skill Builder利用者が約85%、Udemy講座利用者が約70%(重複あり)
不合格となる主な理由は以下の通りです:
- 責任あるAIの概念理解が不足(配点28%の重要ドメイン)
- AWSサービスの使い分けが曖昧(Amazon Bedrock vs SageMaker vs AIサービスなど)
- 生成AIとプロンプトエンジニアリングの理解不足
- 時間配分の失敗(85問を120分で解く必要がある)
合格者の多くは『模擬試験で70%以上を安定して取れるようになってから本番に臨んだ』と報告しています。
AWS Certified AI Practitionerの勉強法【3ステップで合格を目指す】

AWS Certified AI Practitioner合格のための効果的な勉強法を、3つのステップでご紹介します。
この順序で学習を進めることで、効率的に知識を定着させ、合格に必要な実力を身につけることができます。
学習期間の目安は6〜8週間、1日1〜2時間の学習で合格ラインに到達できます。
ステップ1:AWS Skill Builderで基礎を固める
まずはAWS Skill Builderの公式学習コンテンツで、AI/MLの基礎とAWSサービスの全体像を把握しましょう。
AWS Skill Builderには、AI Practitioner向けの以下のコンテンツが用意されています:
- AWS Certified AI Practitioner (AIF-C01) Exam Prep:公式試験対策コース(約8時間)
- Generative AI Learning Plan:生成AIの基礎を学ぶラーニングパス(約10時間)
- Machine Learning Learning Plan:機械学習の基礎を学ぶラーニングパス(約12時間)
- 公式模擬試験:20問のサンプル問題(40米ドル、約6,000円)
学習の進め方:
- Exam Prepコースを最初に受講:試験範囲と出題傾向を把握(2〜3日)
- 弱点分野を集中学習:ラーニングパスで知識を補強(1〜2週間)
- 公式模擬試験を受験:現在の実力を確認(本番2週間前)
AWS Skill Builderは無料プランでも多くのコンテンツにアクセスできますが、模擬試験や一部の高度なコンテンツには有料プラン(月額29米ドル)が必要です。
参考:AWS Skill Builder – AI Practitioner Exam Prep
ステップ2:教材・参考書で知識を体系化する
AWS Skill Builderで基礎を学んだら、次は体系的な教材で知識を整理し、深く理解しましょう。
この段階では、以下の3つのアプローチが効果的です:
アプローチ1:Udemyの動画講座で視覚的に学ぶ
動画講座は、概念の理解やAWSサービスの実際の使い方を視覚的に学ぶのに最適です。
講師の解説を聞きながら学習することで、複雑な概念も理解しやすくなります。
アプローチ2:参考書で詳細を理解する
書籍は、じっくりと読み込んで理解を深めたい方に適しています。
マーカーやメモを活用して、重要なポイントを整理しながら学習できます。
アプローチ3:AWS公式ドキュメントで補完する
各サービスの詳細や最新情報は、AWS公式ドキュメントで確認しましょう。
この段階で重要なのは、『インプット』と『アウトプット』のバランスです。
教材を読むだけでなく、自分なりにまとめノートを作成したり、重要なサービスの違いを表にまとめたりすることで、知識が定着します。
ステップ3:模擬試験で実力をチェックする
知識が体系化できたら、最後は模擬試験で実力を確認し、弱点を洗い出しましょう。
模擬試験は本番の2〜3週間前から開始し、最低3回は繰り返し受験することをおすすめします。
模擬試験の活用方法:
- 1回目(本番3週間前):現在の実力を把握。正答率60%未満の分野を特定
- 2回目(本番2週間前):弱点分野を復習後に再挑戦。正答率70%以上を目指す
- 3回目(本番1週間前):本番と同じ条件(120分、85問)で最終確認。80%以上で合格圏内
模擬試験で間違えた問題は、必ずノートに記録しましょう。
間違えた理由(知識不足・理解不足・ケアレスミス)を分析し、同じミスを繰り返さないようにします。
特に注意すべきポイント:
- 時間配分:85問を120分で解くため、1問あたり約1分25秒。見直し時間も確保する
- 複数選択問題:『2つ選べ』『3つ選べ』などの指示を見落とさない
- サービス名の混同:Amazon Bedrock、SageMaker、Rekognitionなど、似たサービスを正確に区別
- 責任あるAI:配点28%の重要ドメイン。バイアス、公平性、説明可能性の概念を確実に理解
模擬試験で安定して70%以上を取れるようになれば、本番でも合格ラインに到達できる可能性が高いです。
AWS Certified AI Practitionerのおすすめ教材・学習リソース

AWS Certified AI Practitioner合格のためには、質の高い教材選びが重要です。
ここでは、公式リソースから有料教材まで、実際の合格者が使用して効果があった教材を厳選してご紹介します。
予算や学習スタイルに合わせて、最適な教材を選びましょう。
無料で使える公式リソース一覧
まずは無料で利用できる公式リソースから始めることをおすすめします。
AWSが提供する公式教材は信頼性が高く、試験範囲を正確にカバーしています。
1. AWS Skill Builder(無料プラン)
- 利用料金:無料(一部コンテンツは有料プラン限定)
- 内容:AI/ML基礎コース、生成AIラーニングパス、試験準備コンテンツ
- 学習時間:約20〜30時間分のコンテンツ
- メリット:公式の正確な情報、最新のAWSサービスを反映
- アクセス:AWS Skill Builder公式サイト
2. AWS公式試験ガイド
- 利用料金:無料
- 内容:試験範囲、出題ドメイン、サンプル問題
- ページ数:約30ページのPDF
- 重要度:★★★★★(必読)
- ダウンロード:AWS Certified AI Practitioner試験ガイド
3. AWS公式ホワイトペーパー
- 利用料金:無料
- 内容:AWSのAI/MLベストプラクティス、アーキテクチャ設計
- 推奨資料:『Machine Learning Lens – AWS Well-Architected Framework』『Responsible AI on AWS』
- 活用方法:試験前の総復習に最適
4. AWS公式サンプル問題
- 利用料金:無料
- 問題数:約10〜15問
- 形式:本番と同じ選択式問題
- 活用方法:学習初期に試験の雰囲気を掴むために活用
5. AWS公式YouTubeチャンネル
- 利用料金:無料
- 内容:AI/MLサービスの解説動画、re:Inventセッション
- 推奨動画:Amazon Bedrock入門、SageMaker概要、生成AI活用事例
これらの無料リソースだけでも、基礎固めには十分な内容が揃っています。
参考:AWS Educate Learning Pathway to AWS Certified AI Practitioner
Udemyのおすすめ講座
Udemyには、AWS Certified AI Practitioner対策の高品質な講座が複数公開されています。
動画講座は視覚的に学べるため、概念理解やサービスの使い方を効率的に習得できます。
おすすめUdemy講座の選び方
- 評価:4.5以上、レビュー数500件以上を目安に選ぶ
- 講師:AWS認定インストラクターや実務経験豊富な講師を選ぶ
- 内容:本番形式の模擬試験が含まれているか確認
- 更新頻度:2024年以降に更新されている講座を選ぶ(AI Practitionerは新資格のため)
- 言語:英語が得意な方は英語版の方が選択肢が豊富
Udemy講座の活用方法
- 1周目:全体を通して視聴し、試験範囲の全体像を把握(1〜2週間)
- 2周目:重要なセクションを繰り返し視聴し、理解を深める(1週間)
- 模擬試験:講座に含まれる模擬試験を繰り返し受験(本番2週間前から)
Udemyは頻繁にセールを開催しており、定価の80〜90%オフで購入できることが多いです。
セール時期を狙えば、2,000円〜3,000円程度で高品質な講座を入手できます。
Coursera:AWS公式が提供する英語ベースの学習プログラム。英語での受験を検討している方や、よりアカデミックに学びたい方に最適です。

参考:AWS Certified AI Practitioner – Coursera
おすすめ参考書・問題集
書籍は、じっくり読み込んで理解を深めたい方に適した教材です。
マーカーやメモを活用しながら学習できるため、自分のペースで知識を定着させることができます。
参考書・問題集選びのポイント
- 出版年:2024年以降の最新版を選ぶ(AI Practitionerは新資格のため)
- 内容:試験範囲を網羅しているか、模擬試験が含まれているか
- 解説の詳しさ:正解だけでなく、不正解の選択肢の解説も充実しているか
- 日本語版 vs 英語版:日本語試験を受ける場合は日本語版が理解しやすい
参考書の効果的な使い方
- 1周目:全体を読み通し、試験範囲の全体像を把握
- 2周目:重要なページにマーカーを引き、理解を深める
- 3周目:マーカー部分を中心に復習し、知識を定着させる
- 試験直前:自分で作成したまとめノートと合わせて最終確認
書籍は持ち運びやすいため、通勤時間や休憩時間などのスキマ時間学習にも適しています。
電子書籍版を選べば、スマートフォンやタブレットでいつでもどこでも学習できます。
タイプ別の教材の選び方
学習スタイルや予算、経験レベルによって、最適な教材は異なります。
以下のタイプ別おすすめ教材を参考に、自分に合った組み合わせを選びましょう。
【タイプ1】完全無料で学びたい方
- AWS Skill Builder(無料プラン)
- AWS公式試験ガイド
- AWS公式ホワイトペーパー
- AWS公式YouTubeチャンネル
- 合計費用:0円
- 学習期間:10〜12週間
【タイプ2】効率重視・短期合格を目指す方
- AWS Skill Builder(有料プラン・月額29米ドル)
- Udemy講座(セール時2,000〜3,000円)
- 公式模擬試験(40米ドル)
- 合計費用:約15,000〜20,000円
- 学習期間:6〜8週間
【タイプ3】じっくり理解を深めたい方
- 参考書・問題集(3,000〜5,000円)
- AWS Skill Builder(無料プラン)
- AWS公式ドキュメント
- 合計費用:約3,000〜5,000円
- 学習期間:10〜12週間
【タイプ4】AWS+AI/ML経験者(最短ルート)
- AWS公式試験ガイド
- 公式模擬試験(40米ドル)
- Udemy模擬試験講座(セール時2,000円)
- 合計費用:約8,000円
- 学習期間:3〜4週間
【タイプ5】完全未経験者(基礎から学ぶ)
- AWS Skill Builder(有料プラン・月額29米ドル×2ヶ月)
- Udemy講座(セール時2,000〜3,000円)
- 参考書(3,000〜5,000円)
- 公式模擬試験(40米ドル)
- 合計費用:約20,000〜25,000円
- 学習期間:12〜16週間
どのタイプでも、AWS公式試験ガイドは必読です。
試験範囲と出題傾向を正確に把握することが、合格への最短ルートです。
AWS Certified AI Practitionerの申込み方法と試験当日の流れ

AWS Certified AI Practitioner試験の申込みから受験までの流れを、ステップごとに詳しく解説します。
初めてAWS資格を受験する方でも、この手順に従えばスムーズに申込みと受験ができます。
試験の申込みにはAWSアカウントとPearson VUEアカウントが必要です。
Pearson VUEでの試験申込み手順
AWS Certified AI Practitioner試験は、Pearson VUEというテスト配信会社を通じて申込みます。
申込みから受験までの流れは以下の通りです:
ステップ1:AWS Certificationアカウントの作成
- AWS Training and Certificationにアクセス
- 『サインイン』または『アカウント作成』をクリック
- AWSアカウントの認証情報でログイン(新規の場合は作成)
- プロフィール情報(氏名・メールアドレス・住所)を入力
ステップ2:試験の選択と申込み
- AWS Certificationダッシュボードにログイン
- 『新しい試験をスケジュール』をクリック
- 『AWS Certified AI Practitioner (AIF-C01)』を選択
- 『Pearson VUEで試験をスケジュール』をクリック
- Pearson VUEサイトに自動的にリダイレクトされる
ステップ3:受験方法と日時の選択
- 受験方法を選択:『テストセンター受験』または『オンライン受験』
- 試験言語を選択:『日本語』または『英語』
- 希望の日時を選択(最短で翌日から予約可能)
- テストセンター受験の場合:近くのテストセンターを検索して選択
ステップ4:支払いと予約確定
- 受験料150米ドル(約22,000円)を確認
- 支払い方法を選択:クレジットカード、デビットカード、バウチャー
- 支払い情報を入力
- 予約内容を確認し、『予約を確定』をクリック
- 確認メールが登録アドレスに送信される
予約確定後、登録したメールアドレスに予約確認メールが届きます。
このメールには、試験日時、受験方法、注意事項などが記載されているので、必ず保存しておきましょう。
予約変更・キャンセルについて
- 変更・キャンセル可能期限:試験日の24時間前まで
- 手数料:期限内は無料、期限後はキャンセル料が発生
- 変更方法:Pearson VUEサイトにログインし、『予約の管理』から変更
オンライン受験とテストセンター受験の違い
AWS Certified AI Practitioner試験は、2つの受験方法から選択できます。
それぞれの特徴を理解し、自分に合った方法を選びましょう。
| 項目 | オンライン受験 | テストセンター受験 |
|---|---|---|
| 受験場所 | 自宅・オフィスなど | 指定のテストセンター |
| 予約 | 24時間365日可能 | センターの営業時間内 |
| 監督方法 | オンライン監督(Webカメラ) | 試験監督官が現地で監督 |
| 環境要件 | 静かな個室、PC、Webカメラ、安定したネット環境 | なし(センターが提供) |
| 身分証明書 | 1点(パスポート推奨) | 1点(免許証・パスポート) |
| 荷物 | 全て片付ける必要あり | ロッカーに預ける |
| メリット | 移動不要、時間の自由度が高い | 安定した環境、トラブルが少ない |
| デメリット | 環境準備が必要、技術トラブルのリスク | 移動時間が必要、予約枠が限られる |
オンライン受験が向いている人
- 近くにテストセンターがない
- 移動時間を節約したい
- 自宅に静かな個室がある
- PCとWebカメラの環境が整っている
- 柔軟な時間帯で受験したい(早朝・夜間など)
テストセンター受験が向いている人
- 自宅の環境が不安定(騒音、同居人など)
- 技術トラブルのリスクを避けたい
- 試験に集中できる環境で受けたい
- 初めてのAWS資格受験で不安がある
初めての方はテストセンター受験の方が安心です。
オンライン受験は便利ですが、環境チェックやトラブル対応に時間がかかる場合があります。
試験当日の注意点と持ち物
試験当日をスムーズに迎えるために、事前準備と注意点を確認しておきましょう。
【オンライン受験の場合】試験30分前までの準備
- 環境チェック:試験を受ける部屋を片付け、デスク周りに何も置かない
- システムテスト:Pearson VUEのシステムテストを実施(Webカメラ、マイク、ネット接続)
- OnVUEアプリのインストール:試験監督用のアプリをダウンロード・インストール
- 身分証明書の準備:有効なパスポートまたは免許証を手元に用意
- 携帯電話・スマートウォッチを外す:試験中は一切の電子機器が禁止
【テストセンター受験の場合】持ち物チェックリスト
- 必須:有効な身分証明書(運転免許証、パスポート、マイナンバーカードなど)
- 必須:予約確認メール(印刷またはスマートフォンで表示)
- 禁止:筆記用具、ノート、参考書、電子機器(スマートフォン、スマートウォッチ)
- 禁止:食べ物、飲み物(水も不可)
テストセンターでは、試験中にメモを取る必要がある場合、ホワイトボードとマーカーが提供されます。
試験中の注意点
- 時間配分:85問を120分で解く。1問あたり約1分25秒のペース
- 見直し機能:後で見直したい問題にフラグを付けることができる
- トイレ休憩:試験時間中は原則不可。どうしても必要な場合は時間が止まらない
- 複数選択問題:『2つ選べ』『3つ選べ』などの指示を見落とさない
- 不明な問題:完全に分からない問題は推測で回答し、次に進む(無回答は不正解扱い)
試験終了後
試験終了後、画面に暫定結果(Pass/Fail)が表示されます。
詳細なスコアレポートは、試験終了から5営業日以内にAWS Certificationダッシュボードで確認できます。
合格した場合、デジタル認定証とバッジが発行され、LinkedInなどで共有できます。
AWS Certified AI Practitionerに関するよくある質問

AWS Certified AI Practitioner資格に関して、受験者からよく寄せられる質問をまとめました。
試験準備や受験前の不安解消にお役立てください。
日本語で受験できる?
Q. AWS Certified AI Practitioner試験は日本語で受験できますか?
A: はい、日本語で受験できます。試験申込み時に『日本語』を選択することで、全ての問題文が日本語で表示されます。ただし、AWS公式の試験ガイドや一部の学習教材は英語のみの場合があるため、英語の資料も参照できるとより理解が深まります。また、試験中に『英語表示に切り替える』機能もあるため、日本語訳が分かりにくい場合は原文を確認することも可能です。
AWS未経験でも合格できる?
Q. AWSの実務経験がなくても、AWS Certified AI Practitionerに合格できますか?
A: はい、AWS未経験でも合格は可能です。ただし、完全未経験の場合は学習時間が100〜150時間程度必要になる見込みです。AI Practitionerは基礎レベルの資格であり、実務経験よりも『概念の理解』と『AWSサービスの特徴を知っていること』が重視されます。AWS Skill Builderなどの公式教材で基礎から学べば、未経験でも十分に合格可能です。ただし、Cloud Practitionerを先に取得してAWSの全体像を把握してから挑戦する方が、効率的に学習を進められます。
Cloud Practitionerは先に取るべき?
Q. AWS Certified AI Practitionerの前に、Cloud Practitionerを取得すべきですか?
A: 必須ではありませんが、AWS初心者にはCloud Practitionerを先に取得することを推奨します。Cloud Practitionerでは、AWSクラウドの基本概念(リージョン、アベイラビリティゾーン、IAM、料金体系など)を学びます。これらの知識は、AI Practitioner試験でも前提として扱われるため、先に習得しておくとスムーズです。ただし、既にAWSの実務経験がある方や、他のクラウド経験がある方は、いきなりAI Practitionerから挑戦しても問題ありません。
資格の有効期限と更新方法は?
Q. AWS Certified AI Practitioner資格の有効期限はどのくらいですか?更新方法は?
A: AWS Certified AI Practitioner資格の有効期限は3年間です。有効期限が切れる前に、以下のいずれかの方法で更新する必要があります:
- 方法1:再認定試験の受験:AI Practitioner試験を再度受験して合格する
- 方法2:上位資格の取得:Machine Learning Specialtyなど、関連する上位資格を取得する
- 方法3:継続学習:AWS Skill Builderの継続学習コースを受講する(一部の資格で利用可能)
有効期限の6ヶ月前から更新手続きが可能です。AWS Certificationダッシュボードで有効期限を確認し、計画的に更新準備を進めましょう。
まとめ

AWS Certified AI Practitionerは、AI/ML分野でのキャリアを目指す方にとって、重要な入門資格です。
この記事で解説した内容をまとめます:
- 試験概要:85問・120分・合格ライン700点/1000点。受験料150米ドル(約22,000円)
- 出題範囲:AI/ML基礎(20%)、生成AI基礎(24%)、AWSサービス(28%)、責任あるAI(28%)
- 難易度:基礎レベルの中では『やや高め』。学習時間は経験により30〜150時間
- 勉強法:AWS Skill Builderで基礎固め→教材で知識体系化→模擬試験で実力確認の3ステップ
- おすすめ教材:無料の公式リソース、Udemy講座、参考書を組み合わせて学習
- 受験方法:Pearson VUEで申込み。オンライン受験またはテストセンター受験を選択
AWS Certified AI Practitioner資格は、2024年に新設されたばかりの注目資格です。
AI/ML分野の急速な発展に伴い、今後ますます需要が高まることが予想されます。
この記事で紹介した学習方法と教材を活用して、ぜひ合格を目指してください。



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